本州最南端の都道府県って和歌山県だって知ってましたか!?
あまり知られていないことなんですが,和歌山県は本州最南端とだけあって,夏になるとものすっごい暑さです.
その代わり...南国気分を手軽に味わいたい人にはピッタリの場所です!
海もあるし山もあるし自然が作り出した観光名所もたくさんあります.まさに,アウトドア好きの大学生にとってたまらない旅行スポットです.
なんでも和歌山県は「夏に最も観光客が来る観光地」として日本一位にもなることがあるらしく,夏を楽しみたい大学生もこぞって旅行しているのでしょうか.
今回は,和歌山県の中でも本当に最南端の場所周辺に絞って,本州の最南端には何があるのかを紹介します.
■ 本州最南端ってどこ?何がある?と思って気になる人
■ 和歌山県に旅行に行こうと思っている人
■ 夕日や朝日を見てゆっくりしたい人
近畿のおまけ「和歌山県」
そもそもみなさん,和歌山県ってどこにあるかご存知でしょうか.
近場の都道府県の方なら大体の方が知っているのですが,関東や東北の方に「和歌山県出身です」って言うと「和歌山県ってどこにあるんだっけ?」と言った返事が返ってくるときがしばしば・・・.
和歌山県は「近畿」の一番下にあります.天下の台所「大阪」の真下です.
場所が知られていないことに関しても和歌山県民は寛大です.なんせ,和歌山県の人々は自ら和歌山県のことを「近畿のおまけ」と呼んでいますから(笑).
本州最南端の和歌山県「紀北・紀中・紀南」
そんな本州最南端の和歌山県ですが,実は南北に長い形をしています.
そのため,和歌山県は良く南北に三分割して「紀北・紀中・紀南」と呼ばれています.
■ 紀中:有田みかんの「有田市」や安珍・清姫伝説の「御坊市」など
■ 紀南:夏の定番「白浜」や世界遺産の「那智の滝」など
紀南のみどころ:自然が作り出した観光名所が点在
紀南は和歌山県の中でも特に自然が作り出した観光名所が盛りだくさんです.
■ 白浜温泉:日本最古の温泉と呼ばれている温泉地.
■ 那智の滝:日本一の落差を誇る日本三大名滝の一つ.
■ 橋杭岩:日本の夕日百選にも数えられ,海上にそびえる岩々が橋杭にようにみえる.
本州最南端へのアクセス方法と時間
まず簡単に,大阪方面から車で行く方法をご紹介します.
和歌山市の和歌山ICからは阪和自動車道を南下し,田辺ICまで向かいます.
ここから先も自動車道は続きますが,これより先は無料区間になっています.
そのまま南下していくと,「すさみ南IC」に行きつきます.ここが,自動車道の現在の行き止まりになっています.
和歌山ICから田辺ICまでは,2時間半くらいかかります.
ここからは国道42号線を地道に南に進みます.海岸線に沿った海道でドライブにも最適です.
すさみ南ICから本州最南端の町「串本町」までは,だいたい30分くらいです.
本州最南端の石碑がある「潮岬(しおのみさき)」
「潮岬(しおのみさき)」は,本州最南端の中でも本当の最南端です.
本州の端っこなので,あたり一面は見渡す限りの「海」です!
水平線がまったいらに続いていて,「よーーく見渡すと地球が丸いことが水平線から分かる」と友人には言われました.僕にはわかりませんでしたが..
観光客が写真撮影によく使っていましたので,みなさんも串本町に行かれた際にはぜひ写真をとってみてください.

車のCMにも使われている絶景の橋がかかる「紀伊大島」
本州最南端の潮岬から「紀伊大島」という島に車で向かうことができます.
紀伊大島と潮岬との間には,有名な車のCMのロケで使われた橋が架かっていて,この橋を渡ることで大島へと渡ることができます.
CMで使われた橋ですが,車のCMというだけあり,周囲の海が作り出す絶景が望めて運転が楽しくなる道になっています.
大島にあるパン屋さん「パンとカフェ nagi」
大島に行くと必ず立ち寄りたいのが「パンとカフェ nagi」です.
とてもオシャレなお店とハードタイプを中心に作るパンが人気で,口コミで人気が広まっています.
パ ンOpen:09:00~18:00
カフェOpen:10:00~18:00
定休日:月曜日・火曜日(祝日の場合は営業)
絶景を望めるスポットのある「トルコ記念館」
串本町はトルコとも密接な関係があります.
この事件から串本町はトルコとの交流が始まり,トルコ記念館も設けられました.
現在でも,串本町の子どもたちはトルコに行って交流するなどの行事が行われているらしいです.
トルコ記念館の奥には灯台があり,この灯台からの景色が絶景だと多くの観光客が訪れるスポットになっています.
弘法大師が作ったとされる岩の橋杭「橋杭岩」
潮岬を少し北上した串本町の市街地の海沿いを見ていると,大きな岩が列をなして並んでいる風景が見られます.これが橋杭岩(はしくいいわ)です.
こんな風に手前の「串本」から奥に見える「紀伊大島」に向かって大きな岩々が連なって並んでいます.
この岩々が橋の杭に似ていることから橋杭岩と呼ばれています.
この橋杭岩ですが「日本の朝日百選」にも選ばれており,早朝から写真撮影に訪れる方々がとても多くいます.
また橋杭岩の隣には橋杭岩海水浴場があり,実際に最南端の海に入って楽しむことができます.
本州最南端を楽しんだ後は,大江戸温泉物語がおすすめ
潮岬,紀伊大島,そして橋杭岩と本州最南端を楽しんだ最後は,串本町に2018年にオープンした「大江戸温泉物語 南紀串本」への宿泊がおすすめです.
大江戸温泉物語からは串本の観光地まで車でいずれも10分以内のところにあり,橋杭岩や橋杭岩海水浴場までは徒歩でもいけちゃいます.
そのため,水着姿の家族やカップルなどもホテルにはたくさんいらっしゃいました.
入り口では大きなマグロがお出迎えしてくれます.写真では分かりにくいですが,本当に大きいです.
ホテルに入ると南は全面ガラス張りで,どこからでも海や大島が見渡せました.
また,少し東を向けば「橋杭岩」が望めるし,西を向けば「大島に続くCMの橋」まで見えちゃいます.まさに,絶景をゆっくりと独り占めできました.
もちろん,客室からも全室絶景が望めるようになっています.
それだけじゃなく,無料で使える卓球台までもオーシャンビューに(笑).
大江戸温泉物語では夕食と朝食がビュッフェ形式となっていて「南紀」の味を堪能することができちゃいます.
特に,海鮮系の品揃えは豊富で何度も海鮮丼を作って食べちゃいました.
その他にも和歌山県の特産品を使った「みかんポン酢」や「南高梅」,「鯖寿司」など和歌山を代表する味も盛りだくさんでした.
また,締めにぴったりな「和歌山ラーメン」を作るコーナーも設けられており,自分でご当地ラーメンである和歌山ラーメンを作って食べられちゃうなんてこともできました.
本州最南端を目指して分かったこと
ということで,今回は本州最南端「和歌山県串本町」を周ってみました.
聞きなれない本州最南端ということで,何があるのか(何もなければどうしよう)とドキドキしながら巡ってみましたが,そこには自然が作り出した観光名所が溢れていました.
実はこの記事,もっと書きたいことがあったのですが公開を優先したため,まだまだ下記途中です.これから随時更新していくので,確認してみてください.
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